2007年11月10日

第13報 チャイルドライフ支援ボランティア講座

10月28日に、私が関わっているNPO法人ワンダーポケット(http://www.w-p.jp/)主催による2007年度のボランティア講座が仙台厚生病院・海老名ホールで開催されました(図1)。本講座は「すべての子どもたちに命の輝きを」というワンダーポケットの理念に基づくNPO活動の一環で行われているものです。病気や障害を抱えた子どもへの支援だけではなく、その兄弟姉妹やご両親への支援をも視野に入れたボランティアを養成することが目的です。

 

図1 主催者側の挨拶

 

のためには、現代に生きる子どもを取りまく家庭および社会環境などの問題点についても情報提供する必要があることから、チャイルドライフ・スペシャリスト、小児科医師、臨床心理士、心理学者など、ワンダーポケットの役員を中心として多彩な講師陣で組まれています。今年は、「実践に役立つチャイルドライフ支援の基礎知識2007」と題して、以下のような4名の講師による講義が行われました(図2)。いずれもインパクトのある内容でした。
1.足立智昭先生(宮城学院女子大学)「病気の子どもの親・家族の気持ち、サポート必要性について」
2.田沢雄作先生(国立病院機構仙台医療センター)「病気の子どもに必要なもの -安静そして人間コミュニケーション-」
3.工藤亜子先生(東北大学病院)「子どもの心理療法 –遊戯療法を中心として-」
4.藤井あけみ先生(国立がんセンター中央病院)「寄り添う大人になるために」

 

図2 ボランティア講座
 
私の役割は、ボランティア講座の企画と当日の司会を担当することが定番です。冒頭の挨拶で「いつも強制(きょうせい)的に司会(しかい)をやらされている矯正歯科医(きょうせいしかい)の菅原です」というジョークで会場の笑いを誘ってリラックスさせるのもいつものことです。でも、私には、異分野の専門家のお話をじっくり聴講することができる楽しみがあります。毎日、狭い口の中だけの診療に追われていると、どうしても視野狭窄症なってしまうことから、時々意識的に他分野の専門職のお話を聴くことによって、自分の社会における位置づけと役割を再認識することができます。

投稿者 菅原準二 : 2007年11月10日 11:46

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